今年の3月に練習を始めた時には息継ぎができずに沈んでいくという初心者でしたが、、、8月25日にトライアスロン初完走できました♪
トライアスロン初心者にむけて関東の方であれば、毎年8月末にある木更津トライアスロンはオススメです。
こちらの記事で体験記を書かせていただきます♪
木更津トライアスロンについて
今回参加した木更津トライアスロンについて第5回目となる2019年に開催した大会について書きます。
開催時期: 真夏日になることが多い8月月末
開催時期は、毎年8月月末の日曜日に開催しています。
今年は、第5回目として2019年8月25日の日曜日に開催されました。
※ 毎年、真夏日になるような暑い暑い日なので、暑さ対策をすることが初心者完走のポイントになります。
2018年は、暑さのために距離が短縮しての開催でした。
今年2019年は暑さはありましたが、大会前に土砂降りの雨が振り、少し熱が抑えられたように感じます。(気温は32度でした。)
開催場所: 木更津駐屯地
千葉県木更津市の 陸上自衛隊木更津駐屯地で開催します。
普段は一般人が入れない場所ですので、この大会のときには入れるという貴重な機会になる大会です。
通常は駐屯地の滑走路として使っている場所が、バイクとランのコースになります。
※ 滑走路にゴミを落とすことがないように、エイドステーション(水、コーラ、スポーツドリンクなど)の補給場所以外での補給食の持ち込みが禁止されていました。
初心者向けなポイントと、2019年のコースごと特徴
初心者向けのポイントを、スイム、バイク、ランに分けていくつか記載します。
2019年に開催された大会をもとに記載していきます。
コースは、こちらの画像をご覧ください。
スイム
- 大きな波になりにくい
スイムコースは入り込んだ場所だったので、大きな波はなりにくい場所でした。
4角形のコースを1周すると750メートルでスプリント(オリンピックディスタンスの半分の参加種目)コースとなり、2周すると1,500メートルでオリンピックディスタンスのコースです。
2019年は、風が少し強い時間がありましたが、うねりが少しあったくらいでした。
大きな波が立つこともなく、比較的泳ぎやすかったように思います。
私も参加して泳ぎやすく感じましたが、初心者仲間たちも泳ぎやすかったと話していました。
- スタート時間が速さや年代別に150人ずつ。第9ウェーブまで分かれている
競技スタートとなるスイムのスタート時間が、第9ウェーブまで別れていました。
昨年度の2018年はウエーブの人数が300人でしたが、今年の2019年は150人に減りました。
より参加しやすいようにと、2019年に変更したポイントです。
2019年現在5回目の開催ですが、毎年様々な観点で参加しやすいように改善してくれているようです。
毎回の木更津トライアスロンにて主催運営側のルミナ(※トライアスロン雑誌の発行会社でありスクール運営などもしています)からも「初心者が参加しやすい大会というアピールポイント」で開催していますので、来年以降も初心者が参加しやすいという特徴でさらに参加しやすい大会になっていくと思います。
泳ぎが速い参加者は早めのスタート時間として、泳ぎが遅い人や初めて参加の方は遅めのスタートとなり大会運営側で考慮して、第9ウェーブまでの順次スタートとなっていました。
速さが違うメンバーが大人数の団体で入り混じって泳ぐと、遅い人は速い人に乗っかられてしまったり、ものすごいスピードで泳ぐ熟練者たちのバトルに巻き込まれることもあります。
今回は、第9ウェーブまでわかれていましたし150人ほどでのスタートだったのである程度の泳ぐスペースを確保しながら泳ぐことができていて、初心者向けのポイントとしても参加しやすいものになりました。
今回、私は第8ウェーブで9:50スタートでした。
8:30には第1ウェーブの参加者がスタートしますので、8:30までに自転車をトランジットスペースにセッティングします。
ストレッチをしたりして過ごしましたが、暑さもある中での待ち時間は長く感じました。
泳ぎだしてみると150人ずつのスタートなので、激しくぶつかり合うこともなく泳ぎやすかったです。
速い人に急かされることも、乗っかられることもなく、自分の泳ぐスペースをとりながら泳ぐことができました。
蹴られたり掴まれたり、ぶつかったりもありましたが、さほど影響がないくらいのものでした。
他大会よりもウェーブの数は多いですので運営側は大変な面もあると思いますが、初心者が恐れてしまうバトルになる可能性は低いので参加者にとっては嬉しいポイントでした。
その反面で、遅いスタートの参加者には待ち時間の暑さ対策を準備しておいた方が、余計な体力を消耗せずに大会参加ができて良いです。
凍らせたドリンクを持って行ったり、テントのある日陰で過ごしたり、直前までウェットスーツを全身着ないこと等、出来る対策をして待つのがオススメです。
バイク
- フラットな滑走路のコース
バイクとランは木更津駐屯地の滑走路を走るフラットなコースというのが初心者にオススメなポイントです。
バイクは、オリンピックディスタンスは40kmのコースです。
周回コースを6周するものでした。(スプリントは、半分の3周です。)
滑走路を気持ちよく走ることができますので、平坦なコースでスピードを出したい方にもオススメです(^^)
(※コースマップの画像に、注意点として狭かった場所と、狭くてボコボコしていた場所を記載しましたが、トライアスロンバイクコース初参加の私でも問題ないくらいでした。詳しくは、この後に書きます。)
コースの中にはコンクリートが凸凹した地面や狭い箇所もありましたが、フラットで走りやすかったです。
私が参加前にバイクで不安だったことはコースマップの画像にあるように、ヘアピンカーブのようなコースは曲がり切れるかという事と、参加者が狭い箇所に集中したときに転倒があったりしたら怖いということでした。
しかし、広い滑走路だったので1周目に注意深く走って慣れてしまえば問題なく走れました。
また、細かなウェーブスタートのおかげで1箇所に集中することは第8ウェーブの初心者女性が集中するタイミングでは起こっていませんでした。
(※150人ずつでスタートしていて遅めのウェーブスタートだった場合には、スイム終わりもさらにバラバラになるので1箇所に込み合うことがなかったのが理由です。)
1箇所狭くて凸凹なコンクリートの部分もありましたが、細かなウェーブスタートの効果があって参加者が一気に入り込む状況にならなかったのでさほど気にせずに走れました。
この1箇所狭い場所は、コンクリートがボコボコした地面だったのでお尻が痛くならないようにも気をつけながら、カーブで曲がることを慎重に走りました。
そして、コースマップを見てみると、周回している参加者が前から走ってくるように交差する場所があります。こちらは、実際のコースではある程度広いスペースがあるので気になりませんでした。
それと、ここでもウェーブが分かれていることで人数が集中したコースにならなかったのも走りやすかった理由です。
- 6周回(OD)のコースは応援者とコミュニケーションが取りやすい
初めての大会で一人参加の方も多いと思いますが、応援者がいてくれる場合には応援の力で元気になることも多くあります。
6周回のコース上で、応援できるポイントが多くあるので、応援者も参加者もコミュニケーションをとれる(声援を届けやすい)のが良いポイントと思いました(^^)
ラン
- フラットな滑走路のコース
ランのコースも自衛隊駐屯地の滑走路を走ります。
オリンピックディスタンスでは4周回のコースで10kmを走ります。
(※半分のスプリントでは2周回のコースで5kmです。)
スイムとバイクを終えた体にはフラットと言えども体が重かったですが、他の大会をみるとアップダウンが多かれ少なかれある大会が多いです。
このフラットなコースを走れるのは、初心者向けの大会としての良いポイントでした。
- エイドのポイントが多い
エイドのポイントが多くありましたので、こちらも初心者向けかと思います。
だいたい1kmに1箇所あるくらいだったので、エイドステーションのたびに水かけをしてもらうことで暑さに負けずに走り出すことができました(^^)
水かけによって疲れがふき飛び、お水や塩分飴で回復して走り出せせました。
もしかすると当日に増やしてくれたポイントもあるかもしれませんが、回復ポイントとなるエイドが多くあるのは良かったです。
コースマップ上の『A』のエイドステーションは、周回コースが始まってすぐのポイントです。
その『A』箇所と、折り返してきた際の反対側にもメインのエイドステーションがありました。
こちらは、エイドステーションにて用意してくれていたものです。
- 水かけ(桶で水をかけてくれる)
- コーラ
- スポーツドリンク
- 水
- 塩分クエン酸の飴
また、追加のエイドステーション(クーラーボックスに入れた氷を配ってくれる&スポーツドリンク)もありました。
この追加のエイドステーションは、クーラーボックス一つで1人のスタッフで対応してくれていました。
私が走っていたタイミングでは、ランコース2周回までは氷とドリンクが切れてしまっていたようでした。
ランコースの半分を終え3周目で追加されて氷とスポーツドリンクを配ってくれていました。
氷を握って走って、氷を足につけたりして走ることで随分と暑さと火照った体が楽になりました。
参加時に注意すること
ルールを理解する
トライアスロン大会での基本的なルールや、木更津トライアスロン大会でのローカルルールがあります。
初心者であったり初参加であれば、基本的なルールを知らない事が多くあると思いますので、大会要項を読んでから参加することが安全にゴールする上で大切です。
(※バイクで追い越しするときのルールや、走行時のルールなどあります。)
今回2019年の木更津トライアスロンでは、1週間前に大会事前受付、大会前日に前日事前受付、大会当日に個別質問会などがありました。(受付は1度だけの参加で大丈夫です。)
事前受付のタイミングで、スイム安全講習会とバイク安全講習会がありましたので、そちらに参加する事で事故が起こりやすいと想定されるポイントなどを踏まえて安全に参加するためのポイントを知ることができました。
(※バイクコースでの狭い箇所や、追い越すときに右側から声をかけながら等)
事前の安全講習に参加してシミュレーションして参加することで、安心して参加することができました。
危険なことを理解する
トライアスロンは、命の危険があるスポーツです。
スイムのときやバイクの時の事故では、残念なことに命を落とす人もいます。
どんなときに危険があるのかを理解して、限界値を超えて無理をしてしまうのは危険です。
また、知っていることで避けられるものもありますが、知らないうちに危険なバイク走行になってしまうこともあります。
一人一人が安全に参加するために、危険なことを理解して参加するのが大切です。
今回の木更津トライアスロンでも3名の方が救急車で運ばれる場面があったようです。
こちらは正式なデータではなく、参加者同士で話していて判明した人数です。
実際には、もう少し多いかもしれません。
応援者が見ていた1つの事故は、バイク走行中に頭から体を投げ出されたようです。
ヘルメットを正しくしていたから無事だったようですが、頭から衝撃を受けて転倒する場面を想像しただけで怖いですよね。
暑さ対策をする
毎年、8月の月末の日曜日に開催されている木更津トライアスロンは、暑さ対策が必須です。
魔法瓶に氷水を入れて、トランジッションの場所に置いておきました。
バイクとランのトランジション場所が同じだったので、トランジッションのタイミングで冷たい水を飲むことができました。
バイクのドリンクは、2つのドリンクホルダーにいれてバイクスタートしました。
8:30までにセッティングしており、炎天下の中で2時間以上たってからバイクスタートしています。1時間30分ほど走行していますので、走行時には温い温度でした。
日焼け止めも、落ちない部類のものを選ばないと痛いほど焼けてしまいます。
私は、アスリート用の日焼け止めを用意して塗りました。
以前使っていたものよりも、日焼けを避けられました。
暑さの中でいるだけでも、想像以上に体力を消耗します。
スイムスタート前にも暑さ対策をしておくことや、体力回復のための補給食を用意しておくなど、対策をしっかりするのが良いです。
体験記:カナヅチ初心者からトライアスリートへ
もともと友人がトライアスロンを趣味でしており、誘われたことがキッカケでした。
泳げないことは子供の頃からのコンプレックスで、泳げるってカッコいいしバイクもランもカッコよく走れたら素敵だなと思っていたこともあり、思い切ってスタートしました。
2019年の3月から練習を始めて、まず目指したのは2019年5月の南紀白浜トライアスロンです。
こちらは、日本国内でも白い砂浜に透明度の高い海が綺麗で人気のトライアスロン大会でした。
練習をして望むものの、体が浮かない&息継ぎが苦しいと思いながら、戻ってこれないこともあるかもしれないと思いチャレンジ!
結果、とても悔しいことにスイムが規定の2周することができずにDNF(DoNotFinish)でした。
今回は、地道に練習を続けて、なんとか1500メートルの距離は泳ぎきれるだろうと思っての参加でした。
まだまだ遅いですが、以前よりも楽に泳げるようになったことを実感して木更津トライアスロンにチャレンジ!
スイムをゴールしたときには、予想していたよりも早く42分でゴールできました!
スイムからバイクトランジッションに行くまでに応援に来てくれていた友人が待っていてくれたのですが、とても嬉しくスイム後すぐに元気に走れました(^^)
バイクもランも、想像よりも楽しく走れました♪
バイクは、自衛隊の滑走路を走るコースで直線コースは、とても気持ちがよく走ることができました。
後半はバテて脚が重くなってきたのですが、ドリンクホルダーにいれたドリンクを飲むと疲れが解消して走り出せました。
初めて参加した仲間たちと集合写真を撮る約束の時間があったので、ペースを落とさずに自転車を漕いでいましたが、この後のランで脚が動かないかもしれないと思いながら走りました。
どうせランは遅いので、バイクで早く走らないと確実に間に合わないと思ったからです。
バイクは最初のペースを保って1時間30分ほどでゴールできました。
その後のランパートでは、通常のランニングでも6分30分くらいでしか走れていなかったのですが、不思議と6分前後の走りで走れました。
スタッフの方や、応援に来てくれた友人たち、そして大量の水かけで元気に走れました。
体が重くて、きっと遅いなと思いながらタイムを確認すると1kmで6分ほどのペースだったので、さらに疲労が吹き飛び走ることができました。
「おや?!意外と時間に間に合いそう!」と思うと、力が出るものですね!
辛いポイントはありましたが、全体的に楽しくレース参加できたことが想像以上によかったことです(^^)
もっと辛さが多いと思っていたのですが、それ以上に達成感や喜びがありました。
今後も趣味の範囲で続けたいですが、もちろんもっと早くなっていきたいので練習に励みたいと思います。
今回とても楽しく参加できたのは、応援者がいたことや一緒に参加した仲間がいたからという理由も大きくありました。
今回の木更津トライアスロンは、ルミナ主催の「初めてのトライアスロンとして木更津を目指そう!」といったテーマでのグループレッスンに参加して申し込みました。
同じく初めてのチャレンジメンバーで状況シェアしながら当日を迎えられたことや、当日に周回コースで声を掛け合ったり、ゴールシーンの喜びを分かち合ったりできて楽しかったです。
1人で参加していたら、こんなに楽しかったとは言えないかもしれません。
※この木更津トライアスロンは初めての参加者が多いので、事前講習に参加した際に講習内で参加者同士で話す機会もありました。
※今回の私が参加した事前講習では知り合いを増やす機会も作ってくれていたので、1人で申し込んでも大会参加までに積極的にコミュニケーションをとることで友人をつくることはできます。(バイク講習担当の安藤コーチが、キッカケを作ってくれていました。)
今回の参加までに、初期には嫌嫌ながらもプールに通ったことはいい体験になりました!
また、プライベートレッスンを受けたときに、水中での動きや水上での動き、手のスクロール、バタ足、呼吸の仕方、と細かにチェックしてもらってアドバイスをもらえたのは、上達を感じて楽しく練習できました。
苦しみながら泳いでいたポイントが、どんどん改善されていくのは感動がありました!
もちろんプライベートレッスンだけでは費用が大きいです。自主練習の時間をメインにして、困っていることをプライベートレッスンで解消するのがいいかと思います。
様々な教え方のコーチがいるので合うかどうかはありますが、プライベートレッスンの効果は大きかったです。
まとめ
2019年8月25日に開催した木更津トライアスロンで初めてのトライアスロン完走をしました。
関東での初心者向けのトライアスロン大会として木更津トライアスロンはオススメですので、わたしの体験談を交えてオススメポイントをまとめました。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
何か気になることがございましたら、お問い合わせ欄からご連絡ください(^^)